韓国の映画監督パク・チャヌクのハリウッドデビュー作。鋭敏な感性を持つ少女の周りで起こる不穏な出来事を描くサスペンス。
『オールド・ボーイ』などで国際的評価を得ている韓国の映画監督パク・チャヌクのハリウッドデビュー作となるサスペンス。ＴＶドラマ「プリズン・ブレイク」の主演俳優ウェントワース・ミラーによる脚本を基に、鋭敏な感性を持つ少女と彼女の叔父の周りで起こる不穏な出来事の数々を描き出す。優雅なカメラワークによる美しい映像が見どころで、ヒロインを演じるミア・ワシコウスカの独特な存在感にも目を奪われる。

生まれつき五感が鋭く、他人のひそひそ話まで聞こえてしまう少女インディア。心を閉ざしがちで母親とも折り合いが悪い彼女は父親にだけ心を開いていたが、その最愛の父が突然の自動車事故で亡くなってしまう。その後、インディアの母親は葬儀の日に現れた父の弟チャーリーを家に招き入れ、しばらく同居することに。インディアは自分と同じく鋭敏な感性を持つチャーリーに魅せられるが、彼の周りで次々と人が姿を消してゆく…。