作業用ロボット“レイバー”が普及した近未来を舞台にしたアニメシリーズの劇場版第３弾。シリーズの中心となる警視庁特車二課の面々は脇に回り、謎の怪物が引き起こす連続殺人事件を追う２人の刑事を主人公に、ミステリー風の物語が展開する。コミック版のエピソード「廃棄物１３号」を原案に、漫画家とり・みきが脚本を執筆。濃密な大人のドラマを繰り広げると共に、終盤には“レイバーＶＳ．怪物”のアクションも盛り込んだ。

バビロン・プロジェクトによる湾岸開発が進む一帯で、レイバー襲撃事件が頻発。城南署の刑事・秦とベテランの久住が捜査に乗り出す。その過程で秦は、生物医学研究所の研究員・岬冴子と出会い、次第に惹かれてゆく。一方、久住は襲撃事件と並行して起こった輸送機墜落事故に疑惑を抱いていた。そんなある日、秦と久住は備蓄基地から緊急の連絡を受け、現場に急行。そこで２人が目にしたものは、正体不明の巨大な怪物だった…。

• TAKUJI ENDO遠藤卓司

• 綿引勝彦（久住武史）
• 平田広明（秦真一郎）
• 田中敦子（岬冴子）
• 穂積隆信（栗栖敏郎）
• 拡森信吾（宮の森静夫）