ザ・ホークスハワード・ヒューズを売った男

リチャード・ギア主演のドラマ。大富豪ハワード・ヒューズのニセ伝記を執筆した作家によって実際に起きた詐欺事件を映画化。

伝説の大富豪であり、映画監督としても知られたハワード・ヒューズの自伝を捏造し、出版社を手玉にとった世紀の詐欺事件。その顛末を、事件の張本人であるクリフォード・アーヴィングの回顧録を基にラッセ・ハルストレム監督が映画化したリチャード・ギア主演の人間ドラマ。「今世紀最大の作品を書く」と豪語し、嘘がバレないよう様々な手口で危機を切り抜ける稀代のペテン師を、ギアが人間味たっぷりに演じている。

【ストーリー】売れない作家クリフォード・アーヴィングは、新作を出版社に売り込んでは却下される日々を過ごしていた。ある日、彼は変り者で隠遁生活を送っている大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝を書くことを思いつく。彼は早速、ヒューズの筆跡を真似た執筆依頼の手紙を手に出版社へと向う。筆跡鑑定で本物と認められ、巧みな話術で社長らを説得した彼は１１０万ドルの報酬を得ることに成功。しかしその嘘は少しずつほころびを見せてゆく。