反撥

カトリーヌ・ドヌーヴ主演の官能サイコ・スリラー。男性恐怖症の女性が性的妄想や幻覚に囚われ、ついに殺人を犯す。

『シェルブールの雨傘』でスターとなったカトリーヌ・ドヌーヴが、その翌年に主演した作品。危うさと陰りを伴った美しさを漂わせつつ、性的な妄想に囚われ、精神に支障をきたしてゆく難役をわずか20歳で演じ切り、その演技力を印象付けた。奥行きを強調した撮影や日常の風景から悪夢へと導いてゆく映像など、恐怖心を煽るロマン・ポランスキー監督の演出が高く評価され、ベルリン国際映画祭では銀熊賞を受賞した。

【ストーリー】ロンドンで姉のヘレンと一緒に暮らすキャロル。自宅にはしばしばヘレンの恋人で妻子ある男性マイケルが訪ねてくるが、内向的で潔癖症のキャロルにとって2人の情事の物音を聞かされるのは耐え難いことだった。次第に男性恐怖症に陥った彼女は、ヘレンとマイケルが旅行に出かけたある日、1人残された家で男性から暴行を受ける夢や幻覚を見るようになる。やがて彼女は、訪ねてきた知人を殺害してしまうのだが…。

★ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。

反撥 場面写真

放送日時

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監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 106分
制作 1965年 イギリス
原題 REPULSION
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