公開当時、残酷な描写によってイタリアでは初めて１８歳未満入場禁止の西部劇となり話題となったマカロニ・ウエスタンの問題作。人間のむき出しの本性を投影したかのような拷問・皮剥ぎ、絞首刑などのシーンにおける身の毛もよだつスプラッター描写は、“西部劇におけるシュール・レアリズム”とも評され、日本以外の各国では上映制限やカット編集などの処置が施されたという。

北軍の金塊輸送を襲撃した強盗団。その仲間に加わった若者は、強盗団のボスの裏切りに遭い銃弾を浴びた。偶然通りかかった先住民に助けられた若者は、純金の弾丸を銃に込め、復讐を誓う。一方、強盗団一味は立ち寄った町で正体を悟られ、町民たちの攻撃を受ける。ボスを発見した若者は何発も銃弾を撃ち込み復讐を果たすが、町の有力者は絶命寸前のボスから金塊のありかを聞き出そうと残忍な手段に出ようとしていた。

• GIULIO QUESTIジュリオ・クエスティ

• TOMAS MILIAN トーマス・ミリアン
• ROBERTO CAMARDIEL ロベルト・カマルディエル
• MARILU TOLO マリル・トロ
• PIERO LULLI ピエロ・ルッリ
• MILO QUESADA ミロ・ケサーダ