作品解説
トム・ハンクスがアカデミー主演男優賞を受賞した社会派ドラマ。HIV感染を理由に解雇された弁護士が法廷闘争に臨む姿を描く。
『羊たちの沈黙』でアカデミー監督賞を受賞したジョナサン・デミ監督が、次回作としてHIVを真正面から主題に取り上げた社会派ドラマ。トム・ハンクスがアカデミー主演男優賞に加えてベルリン国際映画祭男優賞にも輝き、コメディ俳優から演技派の地位を確立。デンゼル・ワシントン演じる弁護士との交流が、黒人と白人との和解というメタファーになっている点で、法廷劇としてもアメリカ社会を描いた作品としても高く評価された。
ストーリー
フィラデルフィアの大手弁護士事務所に勤めるエリート弁護士アンドリューは、若くして社長の右腕として社運のかかった大仕事を任されるようになっていた。しかし、そんなバラ色の人生が、ある日一変。彼がHIVに感染していることが判明したのだ。そして、その事実に気づいた会社側が仕事上のミスを理由に彼を即刻解雇する。しかし、アンドリューはそれを不当な差別であるとして、損害賠償と地位の保全を求めて訴訟を決意する…。
★アカデミー主演男優賞(トム・ハンクス)、主題歌賞受賞。ベルリン国際映画祭男優賞(トム・ハンク
キャスト&スタッフ
監督
- JONATHAN DEMME ジョナサン・デミ
出演
- TOM HANKS トム・ハンクス 田中秀幸(吹替)
- DENZEL WASHINGTON デンゼル・ワシントン 安原義人(吹替)
- ANTONIO BANDERAS アントニオ・バンデラス 中田和宏(吹替)
- MARY STEENBURGEN メアリー・スティーンバージェン 高島雅羅(吹替)
- JASON ROBARDS ジェイソン・ロバーズ 坂口芳貞(吹替)
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