ウェス・クレイヴンズ　ザ・リッパー[吹]［PG12相当］

連続殺人鬼が姿を消した日に生まれた７人の子どもたち。１６年後、彼らは何者かによって次々と殺害されてゆく。

ホラー映画の人気シリーズ『エルム街の悪夢』を生んだウェス・クレイヴン監督によるサスペンス・ホラー。残酷描写そのものは比較的控え目で、どちらかというと、随所に登場する殺人鬼の影、７人の少年少女の因縁、のどかな田舎町の風景と連続殺人の対比といったミステリアスな要素が緊迫感を盛り上げる。謎めいた雰囲気を漂わせる少年バグを始め、フレッシュな若手を揃えた７人の少年少女を演じる俳優たちの顔ぶれにも注目。

【ストーリー】マサチューセッツ州の田舎町リヴァートン。７つの人格を持つ連続殺人鬼“リヴァートン・リッパー”は傷を負い捕まるも、“次は皆殺しだ”と言い残し、姿を消す。月日が経ち、リッパーが姿を消したその日に生まれたバグやアレックスら７人の少年少女“リヴァートン・セブン”は１７歳を迎えようとしていた。しかし、彼らは誕生日の前夜から、ひとり、またひとりと何者かに殺され始め…。