その土曜日、７時５８分［Ｒ１５＋指定版］［吹］

金に困って両親が営む宝石店への強盗計画を実行した兄弟が、失敗して次第に追い詰められ、一家もろとも破滅へと向かっていくさまを描いたサスペンス・ドラマ。劇場公開版（Ｒ−１８指定）を再編集した「Ｒ１５＋指定版」を放送。監督は『十二人の怒れる男』のシドニー・ルメット。出演は『Ｍ：ｉ：Ⅲ』のフィリップ・シーモア・ホフマンと『ロード・オブ・ウォー』のイーサン・ホーク。

【ストーリー】妻と離婚し、養育費の支払いに追われるハンクはある日、会計士の兄アンディから、彼らの両親が営む宝石店を襲うという突拍子もない強盗計画を持ちかけられる。美しい妻と共に何不自由ない生活を送っているかに見えたアンディも、会社の金を横領しており、近く監査が入るため緊急に金が必要だった。しかし、いざ実行に移す段階で怖じ気づいたハンクは、男を金で雇い、自分は車で待機することに。だが計画は失敗、車で待っていたハンクは現場から逃げ出してしまう。一方、店内では実行犯と店員が銃で撃ち合い両者とも死亡、その店員は兄弟の母親だった。これを機に何もかもが狂い始めたアンディとハンクは、なりふり構わず金策に奔走。一方、父親は妻の死に疑問を感じ、独自に調査を始めるが…。