イースタン・プロミス［吹］［Ｒ−１５指定版］

マフィアの下で働く謎めいた男とあることをきっかけにマフィアを敵に回してしまった女を通して、ロンドン裏社会で暗躍するロシアン・マフィアの非情な犯罪をバイオレントに描くクライム・サスペンス。劇場公開版（Ｒ−１８指定）を再編集した「Ｒ−１５指定版」を放送。監督は『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のデヴィッド・クローネンバーグ。出演は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのヴィゴ・モーテンセンと『ザ・バンク　堕ちた巨像』のナオミ・ワッツ。

【ストーリー】イギリス、ロンドン。助産婦のアンナが働く病院に１０代の若い妊婦が運び込まれ、出産直後に息を引き取る。少女のバッグからロシア語で書かれた日記を見つけたアンナは、赤ん坊のため亡くなった少女の身元を調べ始める。手掛かりをたどるうち、アンナはロシアン・マフィア＜法の泥棒＞の運転手ニコライと出会う。彼はマフィアの下で働く冷酷な男だが、それと同時に優しさも併せ持ち謎めいた雰囲気に満ちていた。やがて少女の日記を翻訳したロシア人の伯父が、この件から手を引くように忠告。日記には、マフィアが関わる犯罪について記されていたのだ。しかし、アンナは赤ん坊のことを考え、日記と引き換えに少女の情報を聞き出そうとマフィアと取引をすることになるが…。