作品解説
カンヌ国際映画祭で監督賞に輝いた感動ドラマ。身体の自由を奪われる難病に冒された男性が左目の瞬きだけで綴った自伝を映画化。
『ELLE』の元編集長ジャン=ドミニク・ボビーが、全身麻痺の状態にありながら左目の瞬きだけで執筆。世界的ベストセラーとなった同名自伝を、『夜になる前に』のジュリアン・シュナーベル監督が映像化した感動ドラマ。動くことも、話すことも、表情を変えることもできない主人公をマチュー・アマルリックが演じ、瞳の揺れや息づかい、そして瞬きの強弱で感情を繊細に表現。第60回カンヌ国際映画祭では監督賞に輝いた。
ストーリー
ファッション雑誌ELLEの編集長として活躍し、気ままな人生を謳歌していたジャン=ドミニク。ところが42歳の時、ドライブ中に脳梗塞で倒れてしまう。その後、病室で目覚めた彼は身体全体が麻痺し、重い潜水服を着せられたような状態“ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)”となっていた。絶望に打ちひしがれるジャン=ドミニクだったが、やがて唯一動く左目の瞬きだけでコミュニケーションをとりはじめていく。
★カンヌ国際映画祭監督賞受賞
キャスト&スタッフ
監督
- JULIAN SCHNABEL ジュリアン・シュナーベル
出演
- MATHIEU AMALRIC マチュー・アマルリック
- EMMANUELLE SEIGNER エマニュエル・セニエ
- MARIE-JOSEE CROZE マリ=ジョゼ・クローズ
- ANNE CONSIGNY アンヌ・コンシニ
- MAX VON SYDOW マックス・フォン・シドー
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