大都会に現れた謎の巨大生物の脅威を描くＳＦパニック。主観映像“ＰＯＶ”方式の臨場感溢れる映像がリアルな恐怖を生み出す。
『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』など映画監督として数々のヒットを生み出しているＪ・Ｊ・エイブラムズが製作したＳＦパニック。大都会に現れた謎の巨大生物の脅威を、主観映像“ＰＯＶ”方式で描き、その後量産されるＰＯＶ作品群が大作化してゆく先駆け的存在となった。巨大生物の全貌をなかなか見せない思わせぶりな演出が見どころで、ＰＯＶと合わせて主人公たちの視点で描かれた惨状の臨場感を味わうことができる。

ニューヨーク、マンハッタン。ある夜、仕事で日本へ栄転することになったロブを祝うため、アパートの一室で盛大な送別パーティーが開かれていた。ところがその最中、突如激しい揺れと爆音が彼らを襲う。ロブたちが屋上へ出て街を見渡すと、そこには爆発によってあちこちで火の手が上がる衝撃的な光景が広がっていた。やがて爆発炎上はロブたちのもとにもあっという間に迫り、彼らは訳も分からずアパートから逃げ出すが…。