ジェシー・ジェームズの暗殺［二］［ＰＧ−１２］

アメリカ西部開拓時代の伝説的アウトロー、ジェシー・ジェームズと、彼を慕いながらも最終的に彼を殺した裏切り者ロバート・フォードの皮肉な運命を描いた西部劇。監督は『チョッパー・リード　史上最凶の殺人鬼』のアンドリュー・ドミニク。出演は『ベンジャミン・バトン数奇な人生』のブラッド・ピットと『ノンストップ・ガール』のケイシー・アフレック。ヴェネチア国際映画祭最優秀男優賞（ブラッド・ピット）受賞。【ストーリー】南軍兵士として戦った南北戦争の後、仲間を率いて強盗や殺人など無法の限りを尽くしたジェシー・ジェームズ。彼は悪党として名を馳せる一方で、南部の人々からは英雄視されていた。１８８１年、長い逃亡生活を続けるジェシーたちのもとに、自分を懸命に売り込もうとする一人の若者が現われる。彼の名はロバート・フォード。この小心者の青年は、新聞や本でジェシーの活躍を知り、彼を人一倍崇拝していたのだ。ロバートを仲間に加えたジェシーの一味は、やがて列車強盗をはたらいた後、分散して身を潜めることになる。ジェシー側に残ることになったロバートは、憧れの人物と昼夜行動を共にするうち、次第に野心的な感情を抱き始めるが…。