ボルベール<帰郷>

ペドロ・アルモドバル監督&ペネロペ・クルス主演の人間ドラマ。三世代にわたる親子の葛藤と和解を、ミステリアスかつユーモラスに描く。

ボルベール<帰郷> 場面写真

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解 説

スペイン映画界の鬼才ペドロ・アルモドバル監督が三世代にわたる親子の葛藤と和解を、ミステリアスかつユーモラスに描いた人間ドラマ。女優陣の瑞々しい演技が賞賛を集め、主要6人全員がカンヌ国際映画祭女優賞を受賞するという快挙を果たした。中でも主演のペネロペ・クルスは、女性の色香と母親の強さを鮮烈に表現。タンゴの名曲「ボルベール」を劇中曲に使用し、“郷愁”というテーマも浮き立たせている。

あらすじ

明るく気丈な女性ライムンダは、失業中の夫と15歳の娘パウラを女手ひとつで養っていた。そんなある日、夫がパウラに手を出そうとして逆にパウラに刺し殺される事件が起こり、ライムンダは愛娘を守りたい一心で事件の隠蔽に奔走する。一方、彼女の故郷ラ・マンチャでは、ライムンダの姉ソーレが急死した伯母の葬儀に参列していた。ソーレは亡き母イレーネの幽霊が出たという奇妙な噂を耳にするが…。

★カンヌ国際映画祭最優秀女優賞(ペネロペ・クルスをはじめとする6人の女性キャスト)、脚本賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ヒューマン
本編時間 122分
制作 2006年 スペイン
原題 VOLVER
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