バード

モダンジャズの原型となったビ・バップ・スタイルを生み出しジャズ音楽に新時代を切り開いた伝説のジャズ・サックス奏者、“バード”ことチャーリー・パーカーの波乱の生涯を描いた伝記ドラマ。監督は『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド。出演は『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィテカーと『ヒート』のダイアン・ヴェノーラ。アカデミー音響賞受賞。カンヌ国際映画祭最優秀男優賞（フォレスト・ウィテカー）、技術大賞受賞。【ストーリー】１９４０年代、“ビ・バップ”というジャズ音楽の新しいスタイルを創成し、ニューヨークの観客を熱狂させていた新進のサックス奏者、通称“バード”ことチャーリー・パーカー。その頃、ダンサーのチャンに出会って恋に落ちた彼は、プロポーズをなかなか受け入れてくれない彼女に粘り強くアタックし、ついに結婚する。そしてふたりで西部へと向かうが、バードの新しいジャズは受け入れられず、それがもとで彼は酒に溺れ入院することに。それでもチャンは献身的にバードの世話をし、彼女の奔走のおかげでバードは再びニューヨークで復活を果たすことができた。しかしそれも束の間、愛娘の死などの影響から今度は自殺を図り、彼は精神病院に収容されてしまう…。