『裏切りのサーカス』のジョン・ル・カレによる同名小説を映画化したスパイサスペンス。崩壊直前のソ連を舞台に、偶然東西のバランスを覆しかねない極秘文書を手に入れたイギリス人編集者の姿を描く。主演のショーン・コネリーが、“００７”シリーズとは一味違う“素人スパイ”を好演。ミシェル・ファイファー演じるロシア人美女とのロマンスに絡む、米英ソの三つ巴の諜報戦に巻き込まれてゆく。ソ連でロケを行った風景も見もの。

イギリスで出版社を経営するバーリーのもとに、東西のパワーバランスを揺るがす機密情報、ソ連の核兵器システムの欠陥が記されたノートが送り届けられようとしていた。しかし、ノートは英国情報部へ渡ってしまい、受取人であったバーリーは厳しい尋問を受ける。実はこのノートは、かつてバーリーがソ連で会ったダンテという男が書いたもので、その出版を託してきたのはダンテの元恋人カーチャという女性であることが判明し…。

• FRED SCHEPISIフレッド・スケピシ

• SEAN CONNERY ショーン・コネリー
• MICHELLE PFEIFFER ミシェル・ファイファー
• ROY SCHEIDER ロイ・シャイダー
• JAMES FOX ジェームズ・フォックス
• KLAUS MARIA BRANDAUER クラウス・マリア・ブランダウアー