ニューヨーク・ニューヨーク

１９４０年代のニューヨークを舞台に、惹かれ合いながらも互いに別々の道を歩んでいくサックス奏者と女性歌手の人生模様をミュージカル仕立てで描いた人間ドラマ。監督は『アビエイター』のマーティン・スコセッシ。出演は『レイジング・ブル』のロバート・デ・ニーロと『キャバレー』のライザ・ミネリ。【ストーリー】第二次大戦終結直後、勝利の喜びに沸くニューヨーク。失業中のサックス奏者ジミーはある日、一流歌手を目指すフランシーンという名の女性に出会う。やがて仲良くなったふたりは、一緒にナイトクラブのオーディションを受けて合格。しかし彼女はマネージャーの意向で急遽、人気楽団とともに巡業へ出ることになり、ジミーに別れを告げる暇もなく旅立って行った。やがて、ジミーは売れっ子歌手になったフランシーンのもとに現われ、彼も楽団に加わることになる。巡業中、彼は曲を作った。タイトルは「ニューヨーク・ニューヨーク」。ふたりは結婚し、子供も授かった。しかし、音楽性の相違がもとで、次第にふたりの間には溝が生まれていく…。