作品解説
モニカ・ベルッチ主演のスパイサスペンス。実際に起こったスパイ事件に基づき、諜報員ゆえに非情な運命を辿る男女の葛藤を描く。
1985年に起きた“虹の戦士号爆破事件”実行犯の証言を基にしたスパイサスペンス。フレデリック・シェンデルフェール監督が綿密なリサーチを行い、裏社会を生きる者の孤独と葛藤をリアルに演出。『マレーナ』のモニカ・ベルッチが輝くばかりの美貌を抑えて、当局の裏切りにぼろぼろになってゆくヒロインを熱演。撮影当時、私生活でもパートナーだった『ドーベルマン』のヴァンサン・カッセルとの偽装夫婦役も話題となった。
ストーリー
フランスの情報機関DGSEのスパイ、リザは同僚のジョルジュたちと、旧東欧諸国から入手した武器を密輸する武器商人リポヴスキーの貨物船を爆破せよとの指令を受ける。リザはジョルジュと夫婦を装い、密輸船の入港先であるモロッコへ入国する。しかし、CIAの横槍が入り、作戦が漏れていたことが発覚。不吉な予感を募らせるリザは、今回の任務を最後にスパイを辞め、普通の人生を送りたいという思いをジョルジュに告げ…。
キャスト&スタッフ
監督
- FREDERIC SCHOENDOERFFER フレデリック・シェンデルフェール
出演
- MONICA BELLUCCI モニカ・ベルッチ
- VINCENT CASSEL ヴァンサン・カッセル
- ANDRE DUSSOLLIER アンドレ・デュソリエ
- CHARLES BERLING シャルル・ベルリング
- BRUNO TODESCHINI ブルーノ・トデスキーニ
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