西部開拓史

アメリカ西部開拓の黎明期である１８３０年代から１８８０年代にかけて、激動の５０年間を壮絶に生きたある一家三代にわたる壮大な人間ドラマをオールスター・キャストで描いた大河西部劇。世界初の“シネラマ方式”による超ワイド画面も見どころ。監督は『勇気ある追跡』のヘンリー・ハサウェイほか。出演は『素晴らしき哉、人生！』のジェームズ・スチュアートと『アラバマ物語』のグレゴリー・ペック。アカデミー脚本賞、編集賞、音響賞受賞。【ストーリー】第１話：１８３０年代、アメリカ東部の農民ゼブロンの一家は、オハイオ方面へ新規開拓に向かうが、道中、彼とその妻が命を落としてしまう…。第２話：それから１０年後、次女のリリスは賭博師ベイレンとの紆余曲折を経てサンフランシスコへと希望を求めて行く…。第３話：長女イブの息子ゼブが南北戦争を機に騎兵隊となる…。第４話：１８６０年代を迎え、ゼブは鉄道会社と先住民の争いを経てさらに西へ…。第５話：１８８０年代、リリスはアリゾナへ移住、ゼブは保安官となるが…。