未知との遭遇［ファイナル・カット版］［二］

アメリカの田舎町にＵＦＯとともに現われた地球外生命体と人類との初めてのコンタクトを、特殊効果を駆使してリアルな映像で描いた１９７７年製作のＳＦスペクタクルの名作。本作は１９８０年公開の『未知との遭遇［特別編］』を監督自ら再度編集し直した最終決定版。監督は『宇宙戦争』のスティーヴン・スピルバーグ。出演は『アメリカン・グラフィティ』のリチャード・ドレイファスと『大人は判ってくれない』など数々の名作で知られるヌーヴェル・ヴァーグの映画監督フランソワ・トリュフォー。アカデミー撮影賞、特別業績賞受賞。【ストーリー】ある日、フランス人科学者ラコーム率いる調査団がメキシコの砂漠で第二次大戦中の戦闘機を発見する。それは、当時とまったく変わらぬ状態で残っていた。一方アメリカのインディアナ州では、町一帯で起きた停電の復旧作業に車で向っていた電気技師ロイが、突如ＵＦＯのような眩しい物体に遭遇するという超常現象に見舞われる。以来、彼はこの不思議な光に取り憑かれ、まるで何ものかに導かれるかのようにその正体を探り始めるのだった。そしてついに、彼は光が行き着く先がワイオミング州の“デビルズ・タワー”という山だと突き止めるのだが…。