作品解説
『ラストエンペラー』のベルナルド・ベルトルッチ監督が描く、愛を取り戻そうとする夫婦の哀しい旅路を描くドラマ。
漂泊の作家ポール・ボウルズが自らの体験を投影して書き上げた代表作を、ベルナルド・ベルトルッチ監督が映画化。第二次大戦後間もない1947年、ニューヨークから灼熱のサハラ砂漠へやって来た夫婦が、愛を取り戻そうと彷徨いすれ違っていく姿を抒情的に描く。赤茶けた砂漠と美しい街並みを背景に織りなす、エキゾチックで官能的な映像美も見どころ。坂本龍一が音楽を担当しゴールデングローブ賞音楽賞を受賞した。
ストーリー
1947年、北アフリカの地に、アメリカ人夫婦ポートとキットがニューヨークから旅行にやって来た。かつてふたりを取り巻いていた活気は今や薄れ、愛も夢も失いかけていることに気づいた夫婦は、この異国の地で何かを発見できるのではないかと考えていたのだった。そして、ふたりは友人のタナーを交えた3人であてのないサハラ砂漠の旅へ出掛けるが、夫婦の思いはすれ違うばかり。そんなある日、ポートが重い熱病にかかってしまう…。
キャスト&スタッフ
監督
- BERNARDO BERTOLUCCI ベルナルド・ベルトルッチ
出演
- DEBRA WINGER デブラ・ウィンガー 藤田淑子(吹替)
- JOHN MALKOVICH ジョン・マルコヴィッチ 津嘉山正種(吹替)
- JILL BENNETT ジル・ベネット 藤夏子(吹替)
- CAMPBELL SCOTT キャンベル・スコット 山寺宏一(吹替)
- TIMOTHY SPALL ティモシー・スポール 玄田哲章(吹替)
監督・出演者 関連作品
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