作品解説
ジョン・フォード監督の西部劇。ジョン・ウェインとジェームズ・スチュアートが演じるタイプの異なる正義漢の友情を詩情豊かに描く。
巨匠ジョン・フォード監督による詩情豊かな西部劇。西部劇スターのジョン・ウェインとアメリカの良心を演じてきたジェームズ・スチュアートが、タイプの異なる正義漢を演じているのも見どころ。西部劇が終焉へと向かう時代に製作された本作は、暴力と正義のあり方において、時代の変化を描いてみせている。そこに西部劇全盛期の監督や人気スターが参加していることで、消えゆく西部の最後の輝きを感じさせているのもポイント。
ストーリー
1880年代のアメリカ。東部の大学で法律を学んだ青年ランスは、若い志に燃えて西部の小さな町にやって来た。だが、彼はそこで無法者のリバティ・バランス一味に襲われ、重傷を負う。当時その地方はまだ州ではなく、住民は州への昇格を目指して運動していたが、反対する一派がバランスらを雇って妨害行為をしていたのだった。牧場主で拳銃の名手トム、その恋人ハリーらに助けられたランスは、悪党一味に対抗することを決意する。
キャスト&スタッフ
監督
- JOHN FORD ジョン・フォード
出演
- JAMES STEWART ジェームズ・スチュアート 志賀麻登佳(吹替)
- JOHN WAYNE ジョン・ウェイン 石塚運昇(吹替)
- VERA MILES ヴェラ・マイルズ 衣鳩志野(吹替)
- LEE MARVIN リー・マーヴィン 青山 穣(吹替)
- EDMOND O'BRIEN エドモンド・オブライエン 辻 親八(吹替)
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