黒の怨＜うらみ＞

ある小さな港町を舞台に、非業の死を遂げた老女の怨霊が人々を暗闇の恐怖に陥れるさまを描いたホラー。監督は本作で劇場長編デビューのジョナサン・リーブスマン。出演は『キューティ・ブロンド』のチェイニー・クレイとＴＶシリーズ「バフィー〜恋する十字架〜」のエマ・コールフィールド。【ストーリー】小さな灯台が立つ港町ダークネス・フォールズ。昔、心優しい老女マチルダが無実の罪で町の人々に虐殺されて以来、この町では“トゥース・フェアリー”の異名を持つマチルダの怨霊を見た者は必ず殺される、という伝説が語り継がれている。ある晩、カイル少年は偶然その姿を見てしまい、伝説どおりマチルダに襲われるが、彼女が光を嫌うことを知って明るい浴室へ飛び込み九死に一生を得た。しかし代わりにカイルの母がマチルダに殺され、彼は母親殺しの容疑者として施設送りになってしまうのだった…。