作品解説
ポール・ニューマンとエリザベス・テイラーが共演したドラマ。遺産相続を巡る資産家一族の愛憎入り混じる人間模様を描く。
テネシー・ウィリアムズの戯曲を映画化した人間ドラマ。遺産相続を巡る騒動を通じて資産家一族の愛情の欠落が浮き彫りになるとともに、その再生が描かれる。一族の配役には実力派の名優が顔を揃え、熱のこもった演技で各々が本音をぶつけ合う様を表現。中でも、撮影中に夫を事故で失ったエリザベス・テイラーは、その悲しみを乗り越えて熱演を披露。ポール・ニューマンともどもアカデミー賞候補となる高評価を得た。
ストーリー
大農園を営むポリット家の老当主が邸へ帰ってきた。彼は病を患い各地の医者を転々とする身であったが、医者の診断で帰宅を許可されたのだ。しかし、彼が本当はガンで余命幾ばくもないことを家族の者たちは知っていた。長男夫婦は遺産を目当てに彼に取り入ろうと、わざとらしい親切心を振りまく。しかし彼は、誠実で男気のある次男ブリックに昔から愛情を注いでいた。だが、そのブリックは酒浸りの生活を送っており…。
キャスト&スタッフ
監督
- RICHARD BROOKS リチャード・ブルックス
出演
- PAUL NEWMAN ポール・ニューマン
- ELIZABETH TAYLOR エリザベス・テイラー
- BURL IVES バール・アイヴス
- JACK CARSON ジャック・カーソン
- JUDITH ANDERSON ジュディス・アンダーソン
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