作品解説
カンヌ国際映画祭で最高賞に輝いた人間ドラマ。ドイツ占領下ポーランドを密かに生き延びたユダヤ人ピアニストの実話を描く。
第二次世界大戦下、ドイツ占領下のポーランドを密かに生き延びたユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの回想録を映画化した人間ドラマ。収容所で母を亡くした過去を持つロマン・ポランスキー監督入魂の一作で、静寂の中から怒りが滲む力強い演出は胸を打つ。カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いたほか、アカデミー監督賞など3部門を受賞。当時最年少で主演男優賞に輝いたエイドリアン・ブロディの出世作。
ストーリー
1939年9月、ポーランドにナチス・ドイツが侵攻。街はドイツ軍に占拠され、ユダヤ人をゲットー(ユダヤ人居住区)へ強制移住させるなどの迫害が始まった。こうして、ピアニストのウワディスワフ・シュピルマンの家族も住み慣れた家を追われることに。シュピルマン一家は、様々な迫害に遭いながらも静かに時をやり過ごしていくが、やがて一家を含む多くのユダヤ人が収容所へと向かう列車に乗せられる。
★第75回 アカデミー賞監督賞(ロマン・ポランスキー)、主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)、脚色賞★第55回 カンヌ国際映画祭コンペティション部門パルムドール(ロマン・ポランスキー)受賞。
キャスト&スタッフ
監督
- ROMAN POLANSKI ロマン・ポランスキー
出演
- ADRIEN BRODY エイドリアン・ブロディ 宮本充(吹替)
- THOMAS KRETSCHMANN トーマス・クレッチマン 吹替なし(吹替)
- EMILIA FOX エミリア・フォックス 岡寛恵(吹替)
- JULIA RAYNER ジュリア・レイナー 唐沢潤(吹替)
- ED STOPPARD エド・ストッパード 関俊彦(吹替)
監督・出演者 関連作品
-
エミリア・フォックスフローズン・タイム
-
トーマス・クレッチマンタクシー運転手 約束は海を越えて
-
エイドリアン・ブロディチャペルウェイト 呪われた系譜 #2
関連特集
- 関連特集はありません