探偵物語(1951)

『ローマの休日』の名匠ウィリアム・ワイラーが監督した人間ドラマの秀作。ニューヨークの分署に詰める刑事たちの長い1日を描く。

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解 説

『ローマの休日』『ベン・ハー』など数々の名作を生み出したウィリアム・ワイラー監督が、ヒット舞台劇を映画化した人間ドラマの秀作。容疑者や現行犯、新聞記者が次々と出入りするニューヨークの分署を舞台に、様々な人間模様が繰り広げられる。ほぼ室内に限定された会話劇を巧みにサスペンス要素あふれる映画に仕上げている。カーク・ダグラスが任務に厳格過ぎるため、悲劇を招く刑事役を熱演している。

あらすじ

ニューヨークの21分署。署内は相も変わらず、万引犯や強盗犯など、刑事に世話を焼かせる人間たちで混み合っていた。そんな中、鬼刑事ジムは、違法な堕胎を行う医師シュナイダーの摘発に向かう。しかし、捜査は確実な証拠が掴めずに難航。やがて、シュナイダーがひとりの男の名を挙げる。そして、その男の供述から、ジムの妻メアリーが一件に関わっていることが判明する…。

★カンヌ国際映画祭最優秀女優賞(リー・グラント)受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 105分
制作 1951年 アメリカ
原題 DETECTIVE STORY
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