作品解説
スティーヴン・スピルバーグ監督作。母親の愛を求めて旅を続ける少年ロボットの姿を通して、人間性を探求する哲学的なSFドラマ。
スタンリー・キューブリックが長年温めていたブライアン・オールディス原作の短編「スーパートイズ」を、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化。未来社会のディテールや終盤に登場する超進化形態のA.I.の造型など、キューブリックへのオマージュがいたるところに散りばめられている。『シックス・センス』の名子役ハーレイ・ジョエル・オスメントが、愛を求めながらも得られない少年ロボットという難役を巧演。
ストーリー
人々をサポートする為に造られた人間そっくりのロボットが溢れる近未来。感情だけが欠けていたロボット達だったがある日、ロボットの少年デビッドに“愛”をインプットする試みが行われる。彼はロボット開発会社の従業員夫妻に引き取られ、不治の病にかかった夫婦の息子の代わりに、彼らの愛情に包まれ穏やかな生活を送り始める。しかし、間もなく実の息子の容態が快方に向かったことから、デビッドは捨てられてしまい…。
キャスト&スタッフ
監督
- STEVEN SPIELBERG スティーヴン・スピルバーグ
出演
- HALEY JOEL OSMENT ハーレイ・ジョエル・オスメント 常盤祐貴(吹替)
- JUDE LAW ジュード・ロウ 大川透(吹替)
- FRANCES O'CONNOR フランシス・オコナー 紗ゆり(吹替)
- SAM ROBARDS サム・ロバーズ 井上和彦(吹替)
- BRENDAN GLEESON ブレンダン・グリーソン 岩崎ひろし(吹替)