作品解説
イザベル・ユペール主演、『愛、アムール』のミヒャエル・ハネケ監督が倒錯した性と愛に翻弄される男女を描いた衝撃作。
ミヒャエル・ハネケ監督が、“特殊”な性的嗜好を持つ女性と、美しい年下の青年の切なく激しい愛を描いたラブロマンス。今で言う毒親である支配的な母親と共依存関係にありながら、自らの密かな解放を倒錯した性癖に求めるピアノ教師の女性を、イザベル・ユペールが熱演。その女性の危うさを最初は拒絶しつつも、深みにはまっていく若い学生をブノワ・マジメルが激しくも繊細に表現。カンヌ国際映画祭で女優賞、男優賞を受賞した。
ストーリー
母親に厳しく育てられたエリカは、40歳を過ぎてウィーン国立音楽院のピアノ教授となった今でも母と2人暮らし。ある日、エリカは演奏会で青年ワルターに出会う。彼のピアノの才能に特別な感情を抱くエリカだったが、それ以上にワルターのエリカに対する思いは強く、音楽院に合格してエリカの生徒となる。彼はある日、トイレにいたエリカにキスを迫る。彼の思いは通じたかと思われたが、その瞬間、エリカがの秘密が露わになり…。
★カンヌ国際映画祭パルムドール、グランプリ、女優賞(イザベル・ユペール)、男優賞(ブノワ・マジメル)受賞。
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