作品解説
ジョン・トラヴォルタ主演の法廷サスペンス。実際の民事訴訟事件を題材に、大企業を相手に無謀ともいえる公害裁判に挑んだ原告側弁護士の戦いを描く。
アメリカで実際に起きた巨大企業による環境汚染に対する民事訴訟を題材に、『シンドラーのリスト』でアカデミー脚色賞を受賞し、社会派作品を得意とするスティーヴン・ザイリアンが監督・脚本を担当した法廷劇。ジョン・トラヴォルタ扮する俗物的な弁護士が徐々に良心を突き動かされてゆく姿を綴り、深い余韻を残す。対する企業側弁護士役のロバート・デュバルが強烈な存在感を放ち、法廷場面には不穏な緊迫感がみなぎっている。
ストーリー
若くして法律事務所を持ち、高級車を乗り回す、民事専門の敏腕弁護士ジャン・シュリクトマン。楽勝に人生を生きていた彼だったが、ある日、一本の電話が彼の運命を変える。マサチューセッツの自然豊かな町ウォバーンに住む女性からの悲痛な訴えは、この町の子供たちが次々に白血病にかかって命を亡くしており、その原因と責任者を明らかにしてほしい、というものだった。莫大な慰謝料が請求できると踏んだ彼は、調査を始めるが…。
キャスト&スタッフ
監督
- STEVEN ZAILLIAN スティーヴン・ザイリアン
出演
- JOHN TRAVOLTA ジョン・トラヴォルタ 井上和彦(吹替)
- ROBERT DUVALL ロバート・デュヴァル 坂口芳貞(吹替)
- JAMES GANDOLFINI ジェームズ・ガンドルフィーニ 手塚秀彰(吹替)
- DAN HEDAYA ダン・ヘダヤ 廣田行生(吹替)
- WILLIAM H. MACY ウィリアム・H・メイシー 納谷六朗(吹替)
監督・出演者 関連作品
-
ダン・ヘダヤデイライト
-
ジョン・トラヴォルタパルプ・フィクション
関連特集
- 関連特集はありません