大人は判ってくれない

ヌーヴェルヴァーグの旗手フランソワ・トリュフォーが、自らの孤独な少年時代を綴った名作ドラマ。

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解 説

フランソワ・トリュフォーが初の監督作にしていきなりカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した名作。彼の自伝的要素が強く、反抗期を迎えた少年の大人の世界に対する不信を描くことで、社会を痛烈に批判。この作品によってトリュフォーはヌーヴェルヴァーグを牽引する存在となり、ジャン=ピエール・レオーが演じた自身の分身ともいえるアントワーヌが主人公の作品を、その後20年に渡りライフワークとして撮り続けることとなった。

あらすじ

学校では先生に叱られ、家に戻れば母に怒鳴られる12歳の少年アントワーヌ・ドワネルにとって、親友ルネとの悪ふざけとタダ見の映画鑑賞がささやかな気晴らしだった。ある夜、両親の口論で自分が私生児であることを知ったアントワーヌは、翌日、学校で母が死んだと嘘を言う。しかしたちまちそれがバレて、彼は先生から叱られてしまう。ある日、遊ぶ金に困ったアントワーヌは、父の会社のタイプライターを質に入れようとするが…。

★カンヌ国際映画祭監督賞、国際カトリック映画事務局賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 101分
制作 1959年 フランス
原題 LES QUATRE CENTS COUPS
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