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第71回カンヌ映画祭ポスターは「気狂いピエロ」のキスシーン!

ヌーベルバーグの代表作 「気狂いピエロ」の1シーン
ヌーベルバーグの代表作 「気狂いピエロ」の1シーン
5月8日から19日まで開催される第71回カンヌ国際映画祭のポスターが公開された。ジャン=リュック・ゴダール監督の「気狂いピエロ」(1965)のワンシーンを用いたもので、ジャン=ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナが互いの車中からキスを交わすロマンチックな一場面だ。

映画はヌーベルバーグの金字塔的作品として語り継がれるゴダール監督の代表作。「ピエロ」と呼ばれる主人公のフェルディナンが、退屈な結婚生活から抜け出したいという衝動に駆られ、偶然再会した昔の恋人マリアンヌと逃避行する模様を、鮮やかな色彩と詩情あふれたセリフで描き出す。

ポスターに採用された一場面は、ゴダール作品のほか、ジャック・リベット、アラン・レネらヌーベルバーグの巨匠たちのスチル写真を手掛けたカメラマン、ジョルジュ・ピエールが撮影したもので、イラストレーターとしても活躍する20代のグラフィックデザイナーのフロール・マカンがデザイン。映画を愛する新旧世代のコラボレーション作であり、映画祭から#Metoo問題への新たな提言とも受け取れるポスターだ。

なお、今年は、1968年のフランス五月革命に付随する出来事と認識され、ゴダール監督が、フランソワ・トリュフォー監督らとともに、学生、労働者運動の一環として同映画祭の中止を迫ったカンヌ国際映画祭粉砕事件から50年にあたる。また、ゴダール監督の最新作「LeLivreD'Image(英題:ThePictureBook)」は、今回の長編コンペティション部門に選ばれている。
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