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芸人から監督転身!全米ヒットスリラー「ゲット・アウト」監督が語る“真のテーマ”とは

鮮烈な監督デビューを飾った
鮮烈な監督デビューを飾った
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや「ザ・ギフト」「スプリット」を手がける敏腕プロデューサー、ジェイソン・ブラムが製作を務めたスマッシュヒット作「ゲット・アウト」の特別映像が、公開された。本作で監督デビューを果たしたアメリカのお笑いコンビ“キー&ピール”のジョーダン・ピールが、作品の魅力を語っている。

全米週末興行ランキング初登場第1位、全世界興行収入2億5200万ドル超、米映画批評サイト「RottenTomatoes」では99%(10月12日時点)を獲得と絶賛を浴びたスリラー。ニューヨークに暮らす黒人の写真家クリス(ダニエル・カルーヤ)は、白人の恋人ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招待される。謎めいた黒人の使用人、庭を猛スピードで走り回る管理人、パーティに招待されたのは白人ばかりという状況に違和感を覚えるクリスは、ある黒人の若者を撮影した瞬間に急に襲いかかられ、恐怖のあまり実家から逃げ出そうとする。

ピール監督は「スリラーやホラーのおかげで今の僕がいる。だから、何らかの形で貢献したかったんだ」と本作が念願の企画だったと語る。本作では、従来のスリラーとは一線を画し、人種差別的な要素を巧みに恐怖に落とし込んでいるが、「この作品には、僕が実際に直面した恐怖や問題を反映させ、アメリカの人種差別の現状を描いた。“人種差別そのものが悪だ”と伝えたかったんだ。人種について、今までにないような議論がされたらうれしい」と力を込める。中でも「パーティのシーンが孤立感がよく表れている。ローズとクリスに話しかける人は皆、黒人文化に言及するんだ。やがて、(クリスは)何か深い闇があることに気づく」と本作独自の薄気味悪さに言及しつつ、物語のキーとなるシーンを挙げている。

本編映像もふんだんに盛り込まれ、ローズの母親の催眠療法を受けたクリスが涙を流しながら「動けない」と目を見開く姿など、見る者を戦りつさせるシーンが続く。

「ゲット・アウト」は、10月27日から全国公開。
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