オール・ザ・キングスメン(1949)

アカデミー作品賞ほか3部門に輝いた社会派ドラマの名作。大統領になる野心を抱いた政治家が悪に染まってゆく姿と政界の裏側を描く。

オール・ザ・キングスメン(1949) 場面写真

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解 説

ピュリッツァー賞を受賞した小説を映画化し、アカデミー作品賞ほか3部門に輝いた社会派ドラマの名作。大統領の座を狙った政治家ヒューイ・ロングをモデルに、理想に燃えながらも次第に大義を見失い、悪へと染まってゆく姿を描くことで、政治の裏側やポピュリズムの危うさを暴いてゆく。ロバート・ロッセン監督は本作を手がけた後、赤狩りに直面。日本では27年の時を経て、ようやく劇場公開されたという曰くつきの作品。

あらすじ

下級役人ウィリー・スタークは、苦学で法律を勉強して弁護士になった。ある日、彼がまだ役人だった頃に手抜き工事を指摘した小学校で事故が起こり、それをきっかけに彼に対する信頼が高まり人気が急上昇。彼はかつて自分を度々取材していた進歩派の元新聞記者ジョニーを参謀に迎えて選挙戦に臨み、3回目の挑戦で見事州知事に当選する。しかしそれから数年後、彼は自分が忌み嫌っていた汚職やスキャンダルにまみれていた…。

★アカデミー作品賞、主演男優賞(ブロデリック・クロフォード)、助演女優賞(マーセデス・マッケンブリッジ)受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / 社会派
本編時間 112分
制作 1949年 アメリカ
原題 ALL THE KING'S MEN(1949)

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