狼たちの午後

アル・パチーノ主演の犯罪サスペンス。銀行に籠城した2人組の強盗犯と包囲した警察隊が繰り広げる息詰まる駆け引きを描く。

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解 説

1972年に実際に起きた銀行籠城事件を、社会派シドニー・ルメット監督が映画化した犯罪サスペンス。2人組の犯人と包囲した警官隊との駆け引きが息詰まるタッチで描かれる。『ゴッドファーザー』で兄弟を演じたアル・パチーノとジョン・カザールが再共演。荒々しさ剥き出しの熱演が緊迫感を高める。人質となった人々だけでなく、報道陣や群衆の姿も緻密に描写。社会の現実をも映し出す展開が秀逸でアカデミー脚本賞を受賞した。

あらすじ

1972年8月22日午後2時46分。うだるような暑さのマンハッタンの昼下がり、ソニーをリーダーとする3人組の武装した男たちが、ブルックリン3番街にあるチェイス・マンハッタン銀行を襲った。彼らは支店長と守衛、それに7人の女子行員を人質に取るが、犯人の1人は逃げ出してしまい、さらに銀行にはたった1100ドルの現金しかないことも分かる。しかも銀行は既に急行した警察とFBIによって包囲されていた…。

★アカデミー脚本賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 127分
制作 1975年 アメリカ
原題 DOG DAY AFTERNOON(1975)
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