女相続人

ウィリアム・ワイラー監督の人間ドラマ。財産を巡り、内向的な女性が父との葛藤や恋人との愛憎によって変貌してゆく姿を描く。

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解 説

『ローマの休日』のウィリアム・ワイラー監督が、財産を巡る父娘の葛藤や男女の愛憎に絡む人間の心理を卓越した演出で焙り出し、アカデミー賞5部門に輝いた人間ドラマ。前半の内向的だが優しさに溢れた姿と、父や恋人の冷たい仕打ちに接して心を閉ざした後半の主人公を演じ分けたオリヴィア・デ・ハヴィランドは、アカデミー主演女優賞を受賞。19世紀のニューヨーク社交界を再現した衣裳や美術も見どころのひとつ。

あらすじ

ニューヨークの高級住宅街に、医師である父親と妹と一緒に暮らすキャサリンは、内気で不器量な娘だった。ある日、いとこマリアンの婚約パーティでモリスという青年と知り合い、たちまち彼に夢中となったキャサリン。ところが父親は、モリスが財産狙いで彼女に近づいていることを見抜き、彼と結婚するなら相続権を放棄するようキャサリンに言い渡す。

★アカデミー主演女優賞、劇・喜劇映画音楽賞、美術(監督)賞/美術(装置)賞/白黒、衣裳デザイン賞(白黒)受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
本編時間 117分
制作 1949年 アメリカ
原題 THE HEIRESS(1949)
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