喝采(1954)

グレイス・ケリー主演の感動ドラマ。アルコールに溺れたスターと彼を支える献身的な妻、そして彼をカムバックさせようとする演出家の人間模様を描く。

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解 説

『三十四丁目の奇蹟』のジョージ・シートン監督のもと、ブロードウェイで賞賛された舞台をビング・クロスビー、グレイス・ケリー、ウィリアム・ホールデンという3大スター共演で映画化。アルコールに溺れ精彩を欠いてゆくスターの再起を描き、献身的な主人公の妻を演じたケリーがアカデミー主演女優賞に輝いた。夫婦の強い愛情を感動的に謳い上げる一方で演出家を絡めた三角関係も描くなど、ロマンス要素も見どころ。

あらすじ

かつてミュージカル・スターとして活躍していたフランク。だが今では酒に溺れ、演技も精彩を欠いていた。ある日、そんなフランクに対して舞台演出家バーニーから新作舞台の出演要請が入る。しかし、稽古に参加したフランクは落ち着かない様子。彼はバーニーに、自らの不注意で幼いひとり息子を事故死させてしまったこと、それが原因で妻が何度も自殺未遂を起こしていることなど、不安定な日々を送っていることを打ち明けるが…。

★アカデミー主演女優賞(グレイス・ケリー)、脚色賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ヒューマン
本編時間 106分
制作 1954年 アメリカ
原題 THE COUNTRY GIRL(1954)
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