危険なプロット

フランソワ・オゾン監督のサスペンスドラマ。才気みなぎる生徒と、彼の文章に魅せられた教師の危うい心理戦を描く。

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解 説

『スイミング・プール』のフランソワ・オゾン監督が、スペインの舞台劇を映画化したサスペンスドラマ。小説家の夢を諦めた国語教師と文才のきらめきを見せる生徒が、作文の添削をするうちに変化してゆく力関係をスリリングに描き、本国フランスでは動員120万人を超えるヒットとなった。虚実入り乱れることで観客を翻弄する脚本の緻密さはもちろん、新鋭エルンスト・ウンハウアーが演じる、妖しいまでに美しい少年も魅力。

あらすじ

高校で国語を教えているジェルマンには、作家になる夢に破れたという過去があった。生徒たちのうんざりするような出来の作文を添削するうち、クロードという生徒の書いた作文に目が留まる。級友の家庭を覗き見るような危うい内容でありながら文才を感じたジェルマンは、クロードに個人指導を開始。クロードの書く内容は、次第に危うさを増していった。ジェルマンは彼の文章にのめり込み、やがて現実との境が曖昧になるのだが…。

  • R15+字幕版

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 106分
制作 2012年 フランス
原題 DANS LA MAISON
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