時代を越えて愛される名作映画の舞台裏を、出演俳優やスタッフなど当事者の新たなインタビューによって現在の視点から検証するドキュメンタリー。今回取り上げるのは、カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた１９６４年のフランス製ミュージカル映画の名作『シェルブールの雨傘』。６０年代の時代背景や文化的背景をひも解きつつ、音楽を担当したミシェル・ルグランが実際にピアノを弾きながら劇中のメロディを解説してゆく。