フィフス・エステート/世界から狙われた男

ベネディクト・カンバーバッチ主演のサスペンス。実際の出来事をベースに、内部告発サイト“ウィキリークス”の裏側と創設者を描く。

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解 説

機密情報を暴く内部告発サイト“ウィキリークス”の裏側と創設者ジュリアン・アサンジの姿を、元側近らによる手記をベースに描いたサスペンス。ベネディクト・カンバーバッチが、カリスマ性たっぷりにジュリアンを熱演している。タイトルは“告発する者”という意味だが、アメリカの国家だけでなく世界中の秘密を公開することで過激さを増し、彼らが新聞社やテレビ局以上に影響力を強めていく姿は不気味さを伴ってゆく。

あらすじ

ダニエルは講演の手助けをしたことをきっかけに、告発者の匿名性を保持するジュリアン・アサンジの内部告発サイト“ウィキリークス”運営に加わり情報を検証していた。彼らは脱税に加担するスイスの銀行やケニアの圧政などを次々告発し、影響力を増していく。ついにはアメリカ軍や情報機関、外交にまつわる機密までも握った彼らだが、ダニエルは余波を考慮せずに内容をそのまま公開する姿勢を貫こうとするジュリアンに疑問を抱く。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 130分
制作 2013年 アメリカ=インド=ベルギー
原題 THE FIFTH ESTATE
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