５０／５０フィフティ・フィフティ[吹]［PG12］

ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット主演のドラマ。ガンを宣告された青年の闘病生活をライトに描き、爽やかな感動を呼ぶ。

ガンを患った青年の闘病生活を、ラブストーリーの要素も盛り込んでライトに描き、爽やかな感動を呼んだ人間ドラマ。独特のほんわかムードでジョゼフ・ゴードン＝レヴィットが主人公アダムを好演し、彼の病気をネタに女性をナンパする能天気な親友カイルを演じたセス・ローゲンの存在感も絶妙。実際にガンを克服した脚本家の体験に基づく物語だけに、ガン宣告後“生存率５０％”を意味するタイトルや人間模様の説得力も十分。

【ストーリー】ラジオ局で働く２７歳のアダムは、ある日ガンを宣告される。５年後の生存確率は５０％。心配した恋人レイチェルや母親が身の回りの世話を焼いてくれるようになるが、親友カイルの能天気な明るさは彼の救いだった。病院から紹介されたセラピストのキャサリンは２４歳とまだ若く、経験も浅いことが彼の心配だった。前向きに闘病生活を送るアダムだったが、ある日、レイチェルが見知らぬ男とキスする現場を目撃してしまう。