ザ・ライト　−エクソシストの真実−

アンソニー・ホプキンスが異端の神父を怪演、バチカンで現在も実際に行われている“悪魔払い”をテーマにした異色ホラー。

『羊たちの沈黙』のレクター博士ことアンソニー・ホプキンスが、異端ながら天才的な悪魔払い（エクソシズム）の技術を持った神父を怪演して、存在感を発揮。現在もなおバチカンで行われているというエクソシズムの手順・方法を詳しく再現し、リアリズムを追及している。監督は、スティーヴン・キング原作の超常現象ホラー『１４０８号室』で注目されたミカエル・ハフストロム。

【ストーリー】神学校の卒業を間近に控えたアメリカ人神学生のマイケル。彼はある過去が原因で信仰心が芽生えず、司祭への道を自ら閉ざしていた。しかし、恩師からバチカンで行われているエクソシスト（悪魔祓い）養成講座の受講を勧められ、ローマへ向かう。悪魔の存在に懐疑的な彼は、異端だが一流のエクソシストであるルーカス神父のもとを訪れ、悪魔祓いの儀式に立ち会うことになるが…。