バベル

モロッコ、メキシコ、米国、日本を舞台に、それぞれ異なる場所で起きた事件からある真実が導かれていくさまを描いたドラマ。

バベル 場面写真

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解 説

メキシコ出身の気鋭アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が“バベルの塔”をモチーフに、三大陸にまたがる多国籍的なドラマを展開させた群像劇。人間同士のディスコミュニケーションから生まれる絶望と希望を、時間軸を交錯させながら浮かび上がらせる。日本編で耳の不自由な女子高校生に扮した菊地凜子がヌードもいとわない熱演を見せ、メキシコ編のアドリアーナ・バラーザと共にアカデミー助演女優賞にノミネートされた。

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あらすじ

モロッコ。一挺のライフルを手に入れた2人の少年が遊び半分でバスに向け引き金を引く。銃弾はバスに乗り合わせた米国人夫妻の妻の肩を直撃。一方、米国に残された夫妻の子どもの面倒をみるメキシコ人乳母は、帰郷する予定だったが夫婦が戻らず途方に暮れ、仕方なく子どもたちを連れメキシコへ向かう。そして日本では、母が自殺して以来、父との関係が冷え切っている女子高生のチエコが、満たされない日々に絶望を募らせていた。

★カンヌ国際映画祭監督賞受賞、アカデミー作曲賞受賞。

  • PG-12吹替版

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / 社会派
本編時間 145分
制作 2006年 アメリカ
原題 BABEL
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