バイオレンス映画の名匠サム・ペキンパー監督が、２１年間の生涯で２１人を殺したと言われている伝説のアウトロー、ビリー・ザ・キッドの最期の日々を映画化。ビリーにまつわる様々なエピソードや挿話を再構成し、独自のスタイルで人間ドラマに昇華。ビリーに扮したクリス・クリストファーソンはじめペキンパー映画の常連俳優陣に加えて、ボブ・ディランが出演。ディランは音楽も担当し、哀切なメロディが物語を盛り上げている。

フロンティア時代も終焉を迎えたニューメキシコ。無法者のビリー・ザ・キッドは、仲間たちと自由奔放な日々を送っていた。そんなある日、彼の前に友人のパット・ギャレットが現われ、保安官になると告げる。彼はビリーに町から立ち退くようを警告。案の定、警告を無視して逮捕されたビリーだが、脱獄に成功する。内心では管轄外のメキシコへ逃げてほしいと願いつつ、ビリーを追うギャレット。だが、ビリーは舞い戻っていくる…。

• SAM PECKINPAHサム・ペキンパー

• JAMES COBURN ジェームズ・コバーン
• KRIS KRISTOFFERSON クリス・クリストファーソン
• JASON ROBARDS ジェイソン・ロバーズ
• JACK ELAM ジャック・イーラム
• BOB DYLAN ボブ・ディラン