インベージョン(2007)

ジャック・フィニイの小説「盗まれた街」を映画化した、ニコール・キッドマン主演のSFホラー。謎のウィルスから息子を守ろうと奔走する女性医師を描く。

インベージョン(2007) 場面写真

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解 説

ジャック・フィニイのSF小説「盗まれた街」の4度目の映画化。“赤狩り”や“ベトナム戦争”“ウォーターゲート事件”といった製作当時の政治状況を反映してきた過去作のスタイルを踏まえ、本作では“情報過多の現代社会”を風刺。心理ドラマに定評を持つ『es[エス]』のヒルシュビーゲル監督が、情報の氾濫により自滅していく人々を冷徹な視線で描写。キッドマンが職業倫理と母性を併せもつ現代的ヒロインを好演。

あらすじ

スペースシャトルが原因不明の事故で地球に墜落。その残骸の中には謎の生命体が付着していた。間もなく、感情を失ったように人間の行動を変質させる謎の伝染病が発生。そんな中、精神分析医のキャロルは友人のベンらと共に調査を始め、このウィルスに感染した人間は睡眠中に遺伝子を書き換えられ、人間ではない何かに変質してしまうことを突き止める。さらに、愛する息子がウィルスの拡大を阻止する鍵を握っていることが判明し…。

監 督

出 演

ジャンル SF / ホラー
本編時間 101分
制作 2007年 アメリカ
原題 THE INVASION
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